Accessフォームのタブ表示についてお探しですね。
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Accessのタブコントロールで入力画面をスッキリ整理しよう
Accessでデータベースを作っていると、管理する項目がどんどん増えて、入力画面がごちゃごちゃになってしまうことってありますよね。
画面に収まりきらなくて、何度もスクロールしないといけない状態は、作業効率が落ちるだけでなく、入力ミスの原因にもなってしまいます。
そんなときに便利なのが「タブコントロール」という機能です。
この記事では、タブコントロールの基本的な使い方から、ちょっと難しい帳票フォームでの使い方、画面サイズに合わせた調整方法まで、わかりやすく説明していきます。
1. タブコントロールって何?複数の画面をコンパクトにまとめる便利な機能
Accessでフォームを作るとき、限られた画面スペースを上手に使うための便利な機能が「タブコントロール」です。
これは、インターネットブラウザのタブみたいに、1つの画面の中で複数のページを切り替えて表示できる機能なんです。
たとえば、お客さんの情報を管理するシステムや商品登録のフォームなど、入力する項目が何十個もある場合を考えてみてください。
全部の項目を縦にずらーっと並べてしまうと、すごく使いにくいシステムになってしまいますよね。
タブコントロールを使えば、「基本情報」「詳細情報」「メモ」といったグループごとに項目を分けて、クリックひとつでパッと画面を切り替えられるようになります。
タブコントロールのいいところは、パソコンの画面サイズに関係なく、いつもスッキリとした見やすい画面が作れることです。
使う人は、マウスをグルグル回して目的の項目を探す手間がなくなって、今どの情報を入力しているのかがすぐにわかります。
特に単票フォーム(1画面に1件分のデータを表示する形)との相性がバツグンで、初心者からベテランまで、みんなが使っている定番テクニックなんです。
項目が多くて使いにくいなと感じたら、まずはこのタブコントロールで情報を整理することを考えてみてください。
それから、タブコントロールはデータベースの動きを遅くすることなく、見た目と使いやすさだけをグッと良くできるというメリットもあります。
複数のサブフォームを同じ画面にいくつも並べるより、タブで分けて配置したほうが、画面がスッキリして洗練された印象になります。
「使いやすいシステムだな」と思ってもらうための第一歩として、タブコントロールはとってもコスパの高い機能なんですよ。
2. タブコントロールの基本的な配置と設定のやり方
それでは、実際にタブコントロールをフォームに配置して使ってみましょう。
まず、対象のフォームを「デザインビュー」で開いてください。
画面上のほうにある「フォームデザイン」タブの「コントロール」グループの中に、ファイルのインデックスみたいな形をしたタブコントロールのアイコンがあります。
これをクリックして、フォームの好きな場所でドラッグすると、四角い枠と一緒に最初から2つのページ(タブ)が配置されます。
もしページが足りないときは、タブの余白部分を右クリックして「ページの挿入」を選べば、必要な数だけタブを増やせます。
枠を配置したら、それぞれのページにテキストボックスやコンボボックスなどの入力欄を並べていきます。
ここで大事な注意点があります。
必ず目的のタブをクリックして前に表示させた状態で、コントロールを直接配置したり貼り付けたりしてください。
ただタブの上にコントロールを重ねただけだと、タブを切り替えても中身が切り替わらず、全部のページで同じ項目が表示されちゃうという失敗がよくあります。
すでにあるテキストボックスを移動させるときは、一度「切り取り」してから、目的のタブを選んで「貼り付け」すると確実です。
コントロールを並べ終わったら、各タブの見出し(キャプション)をわかりやすい名前に変えましょう。
タブを選んだ状態で「プロパティシート」を開いて、「書式」タブにある「標題(キャプション)」のところに「お客様情報」とか「取引履歴」といった文字を入力します。
ここを設定すると、使う人がどのタブに何の情報があるのかすぐにわかるようになって、システム全体がグッと使いやすくなります。
最初のうちは、どのタブに何の項目を入れたか迷わないように、関連する項目ごとにまとめて振り分けることを意識してみてください。
3. 応用テクニック!帳票フォームでタブコントロールを使う方法
単票フォームでは簡単に設定できるタブコントロールですが、複数のデータを一覧で表示する「帳票フォーム」では、ちょっと工夫が必要になります。
帳票フォームの詳細セクションにそのままタブコントロールを置くと、レイアウトが崩れたり思ったように動かなかったりすることが多いんです。
そこで、フォームヘッダーと詳細セクションの2か所にタブコントロールを置いて、それらをVBA(Visual Basic for Applications)というプログラムで連動させる方法がとても便利です。
具体的なやり方はこんな感じです。
**詳細セクションの作り方**
詳細セクションにタブコントロール(Tab2)を配置して、各ページに入力用のテキストボックスを振り分けます。
その後、Tab2のプロパティから「スタイル」を「なし」に設定して、上のタブ見出しを非表示にします。
非表示になったタブの隙間を詰めるために、テキストボックスを枠の上のほうギリギリまで移動させて高さを最小限にします。
**ヘッダーセクションの作り方**
フォームヘッダーのところに別のタブコントロール(Tab1)を配置して、各ページに対応する項目名のラベルを並べます。
**VBAで連動させる設定**
ヘッダーにある「Tab1」のプロパティシートから「変更時」イベントを開いて、VBAの画面に「Me.Tab2 = Me.Tab1」という1行のコードを書き込みます。
たったこれだけの設定で、見た目はヘッダーに見出しがあって、詳細セクションにデータが並ぶ帳票フォームの形が整います。
使う人がヘッダーのタブをクリックするだけで、詳細セクションの項目も一緒に切り替わるようになって、横長の帳票フォームでもコンパクトで使いやすい画面が実現できます。
もし、タブを切り替えた後に詳細セクションへ自動的にカーソル(フォーカス)を戻したいときは、VBAのコードを「Me.Tab2.Pages(Me.Tab1).SetFocus」と書くことで、さらにスムーズな入力操作ができるようになります。
4. 画面サイズの変更に対応するアンカー機能との組み合わせ
タブコントロールを配置して画面をスッキリさせた後、さらに使いやすくするために「アンカー機能」を活用しましょう。
Accessの初期設定では、コントロールはフォームの左上に固定(アンカー)されているので、ユーザーがフォームを大きく広げても、右側や下側に余白ができるだけで入力欄のサイズは変わりません。
特にメモ欄など長い文章を入力するテキストボックスや、一覧を表示するサブフォームをタブコントロールの中に配置している場合、画面の拡大に合わせてコントロールも自動的に広がってくれたほうが断然便利ですよね。
この動きを変えるには、サイズを連動させたいコントロールを選んで、「配置」タブにある「アンカー」コマンドを使います。
例えば、タブコントロール自体を選んでアンカー設定から「下方向と右方向にストレッチ」を選ぶと、画面の右下をドラッグして広げたときに、タブコントロールも一緒に大きくなります。
同時に、タブの中にあるテキストボックスにも同じように「右方向にストレッチ」や「下方向にストレッチ」といった設定をしておくと、内側の入力エリアも自動的に広がって、より多くの文字を一度に確認できるようになります。
ちなみに、複数のコントロールが複雑に配置されている場合は、Accessの「レイアウト機能(積み上げレイアウトや表形式レイアウト)」を一緒に使うのもおすすめです。
レイアウト機能でコントロールをグループ化しておくと、それぞれを手動で細かく調整する手間が省けて、画面サイズを変えたときに全体がきれいに伸び縮みするようになります。
タブコントロールで情報をグループ分けして、アンカー機能で画面サイズを最適化する、この2つを組み合わせることで、どのパソコンで開いても快適に使える、本格的なAccessフォームが作れますよ。
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