Accessでバーコードを作成する方法をお探しですね。
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Accessでバーコード・QRコードを印刷する方法と、よくあるトラブルの解決法
Accessで商品ラベルや備品管理のレポートを作るとき、QRコードやバーコードが自動で印刷できたら便利ですよね。
でも実際にやってみると、「全部同じコードになっちゃう」「印刷すると真っ白になる」といったトラブルに悩まされることも多いんです。
この記事では、Accessの標準機能を使ったバーコードの作り方から、よくある失敗とその解決方法まで、わかりやすく説明していきます。
Accessレポートでバーコード・QRコードを作る基本のやり方
Accessでバーコードを作るには、最初から入っている「ActiveXコントロール」という機能を使うのが一番簡単です。
まず、バーコードを表示したいレポートを「デザインビュー」で開きましょう。
画面上部の「レポートデザイン」タブから「ActiveXコントロールの挿入」を選ぶと、いろいろなコントロールの一覧が出てきます。
その中に「Microsoft BarCode Control」という項目があるので、これを選んで「OK」を押してください。
すると、レポート上にサンプルのバーコードが表示されます。
Accessのバージョンによって名前の最後に数字(16.0など)がついていることもありますが、基本的な使い方は同じです。
特別なソフトを買わなくても、これだけで本格的なバーコードが作れるんです。
バーコードを配置したら、次はどんな種類のバーコードにするか、どのデータを使うかを設定します。
配置したバーコードを右クリックして、「Microsoft BarCode Control オブジェクト」→「プロパティ」を開くと、設定画面が出てきます。
ここで「スタイル」を選びます。
QRコードなら「11 – QRコード」、普通のバーコードなら「6 – Code-39」といった感じで、目的に合わせて選んでください。
次に、Access本体のプロパティシート(画面右側に出るやつ)を開いて、「データ」タブの「コントロールソース」という欄を見つけます。
ここに、バーコードにしたいデータが入っているフィールド名(例えば「商品コード」など)を指定すればOKです。
これで、レポートを開いたときに自動的にバーコードが表示されるようになります。
全部同じバーコードになっちゃう問題、どうすればいい?
Accessで複数の商品ラベルを一気に印刷しようとしたとき、よく起こるのが「全部1個目と同じバーコードになっちゃう」という困った問題です。
これ、けっこう多くの人が経験するトラブルなんですよね。
画面上のデータ部分はちゃんと2個目、3個目と変わっているのに、バーコードだけが1個目のままで固まってしまうんです。
これは、ActiveXコントロールがAccessの表示タイミングとうまく連携できていないことが原因です。
次のデータに移っても、バーコードの画像が更新されないまま残ってしまうんですね。
この問題を解決するには、データが切り替わるたびにバーコードを強制的に更新させる処理を入れる必要があります。
具体的には、バーコードを配置している「詳細セクション」のプロパティから「イベント」タブを開いて、「フォーマット時」というところにちょっとしたプログラム(VBA)を書きます。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、やることは簡単です。
VBAエディタが開いたら、次のような感じで書けばOKです:
“`
Me.バーコードコントロール名.Requery
“`
これで、レコードが変わるたびにバーコードが正しく作り直されるようになります。
もしVBAを書くのが不安だったり、会社のパソコンでマクロが使えない設定になっていたりする場合は、別のやり方もあります。
それは「サブレポート」を使う方法です。
バーコードだけを表示する小さなレポートを別に作って、それをメインのレポートに埋め込むんです。
サブレポートは1行ごとに独立して動くので、バーコードの更新がうまくいかない問題を自然に回避できます。
プログラムを書かなくても解決できるので、初心者の方にはこっちの方法がおすすめかもしれません。
バーコードが表示されない・印刷できないときの対処法
デザイン画面ではちゃんとバーコードが見えているのに、印刷プレビューを開いたり実際に印刷したりすると真っ白になっちゃう…これもよくあるトラブルです。
この原因の多くは、バーコードのサイズが小さすぎることなんです。
QRコードやバーコードは、文字列を図形に変換して表示するので、枠が小さすぎると全部描ききれなくて表示されなくなっちゃうんですね。
プロパティでコントロールの幅と高さを大きめに設定し直すと、あっさり解決することが多いです。
まずはサイズを見直してみてください。
サイズを調整してもダメな場合や、「OLEサーバーが登録されていません」みたいなエラーメッセージが出る場合は、WindowsやOfficeのアップデートが原因かもしれません。
過去に何度か、Windowsの更新プログラムのせいでActiveXコントロールが動かなくなる不具合が起きたことがあるんです。
こういうときは、Officeの修復インストールを試してみるか、会社のシステム担当の人に相談して、マイクロソフトの公式サイトで案内されている修正プログラムを入れてもらうといいでしょう。
どうしてもActiveXコントロールが動かない場合の別の方法として、「バーコードフォント」を使うという手もあります。
Code39みたいなシンプルなバーコードなら、無料で配布されているバーコードフォントをWindowsにインストールして、普通のテキストボックスのフォントを変更するだけでバーコードが作れます。
QRコードの場合はフォントだと難しいんですが、Web上のサービスでQRコード画像を作って、それをAccessに読み込ませるという方法もあります。
システムのトラブルが続くときは、こういった別のやり方も考えてみるといいですね。
実際に使うときのコツと、読み取りやすくするポイント
Accessでバーコードが正しく表示・印刷できるようになったら、最後に大事なのが「ちゃんと読み取れるかどうか」の確認です。
画面上は完璧でも、実際に印刷してスマホやバーコードリーダーで読み取ってみると、うまくいかないことがあるんですよね。
インクのにじみや紙の質によって、読み取りにくくなることもあります。
特にQRコードの場合、周りに十分な余白(専門用語で「クワイエットゾーン」といいます)がないと、スキャナがコードの境界を認識できなくて読み取りエラーになっちゃいます。
Accessのレポートを作るときは、他のテキストや線がバーコードに近づきすぎないように、周りにちゃんと隙間を空けるようにしましょう。
あと、色の使い方も重要です。
見た目をおしゃれにしようとして背景をグレーにしたり、バーコード自体を薄い色で印刷したりすると、バーコードリーダーが読み取れなくなることがあります。
読み取りやすくするためのポイントは次の3つです:
* 背景は必ず「真っ白」にする
* バーコードの色は「黒」か、とても濃い色を使う
* デザインビューで背景を「透明」じゃなくて「普通」にする
これらを守れば、どんな環境でも安定して読み取れるバーコードになります。
最後に、プリンターの設定もチェックしておきましょう。
「下書きモード」や「トナー節約モード」になっていると、バーコードの細い線がかすれて読み取れなくなることがあります。
本番で使う前に、必ず実際に使うプリンターと用紙でテスト印刷をして、いろいろなリーダーで読み取りテストをしてみてください。
Accessの設定だけじゃなくて、プリンターの設定も含めて全体で調整することが、バーコードシステムをうまく動かすコツなんです。
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